calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

categories

archives

プロフィール

こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

「老病死に勝つブッダの知恵」

0
     今回はスリランカの初期仏教長老、アルボムッレ・スマナサーラさんの「老病死に勝つブッダの智慧―心と健康の因果法則 (サンガ新書) 」という本を読みました。

    栄養の勉強をしていると、ついつい木を見て森を見ず状態になってしまって、よくわからなくなってしまうことが多くあるのですが、この本を読んで腑に落ちることがいくつもありました。

    例えば、「健康は幸せになるための道具であって、目的ではない」こと、栄養の勉強をしていると、細かいことにこだわりすぎて、健康な食事自体が目的になってしまうことが往々にしてあります。
    健康な食事をすることが人生の目標ではありません。細かいことを考えすぎるよりも、基本的なことを押さえた上で、本当にやるべきことをして各々が幸せになることの方が大切です。
    食事について考えすぎて、やるべきことができなくなるのでは本末転倒です。

    そして、この本では、心と体のこと、心と病気のこと、そして死について深く、しかしわかりやすく考察されています。

    この本の中には「死の瞑想法」なるものが出てきます。
    人の命は儚いもので、誰も死がいつ訪れるのかわかりません。そして、決して逃れることはできません。
    そこで、死がどのようなものかを観察し、美化したり、過度に厳粛に受け止めるのではなく、客観的事実として冷静に見ようとするものです。
    そして、逃れることのできない死について考えることで、今をどう生きるかについて考えて生きましょうというものです。

    振り返ってみると、医師というのは、嫌でも人の死を観察しなければいけない職業です。
    これまで、無意識のうちに「死の瞑想法」をやっていたような気がします。
    多分、一般の人よりも死を多く見てきている分、他の人に比べると死を具体的にイメージできるようになっていると思います。
    でも、自分でもこんな風に意識したことはなかったのですが・・・

    きっと、戦争を知っている人達は、もっと真剣に死と向かい合っていたのだと思います。

    いままで、ブッダについても良く知らなかったのですが、ブッダの教えは偉大ですね。


    人気ブログランキングへ Twitterボタン
    Twitterブログパーツ

    コメント
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック