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プロフィール

こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

「生物と無生物の間」

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    今回は、福岡伸一氏著「生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)」を読みました。

    皆さんは、自分の体のことをどのように認識していますか?
    この本では、「私たちの体は常に古い部品を取り壊し、新しい部品に入れ換えているため、一年前の体と今の体では、見た目はほとんど同じでも、構成原子はほとんど入れ替わっている。」ことを、わかりやすい例えで説明してくれており、このことを差して「動的平衡」と言う言葉を提唱されています。

    方丈記の「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」と同じようなことです。
    また、ロウソクの炎も見た目は変わりませんが、新しいロウが溶けて次々と燃えているため、炎の形は変わらないように見えます。

    私たちの体も、「河」や「ロウソクの炎」と同じように、どんどん移り変わっているけれども、その結果として平衡状態を保っているのです。

    そして、「河にとっての水」や、「炎の元になるロウ」に当たるのが、人間の体にとっては「食べ物」や「空気」や「水」になる訳です。

    当然「食べ物」や「空気」や「水」が汚れれば、私たちも汚れます。

    また、代謝が落ちて、部品の入れ替わりの流れが悪くなれば、故障しやすくなります。

    だからこそ、食事や運動が大切になってくるのだと思います。

    福岡伸一氏は「動的平衡」という本も出されているみたいなので、是非読んでみたいと思います。

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    コメント
    西洋諸国の世界文化遺産が「重厚に作り上げて現代まで保存されてきたもの」とするのとは対照的に、日本の不変が、伊勢神宮の遷宮のようにして悠久の存続を目指しているようなお話ですね〜。
    • yutan
    • 2012/05/31 7:28 PM
    お返事遅くなってすみません。
    コメントありがとうございます。
    ちょっと趣旨はズレるかもしれませんが、西洋の様に分割して、分析するやり方では、わからないことが多いと思います。
    食事について深く考えていくと、この壁にぶちあたり、東洋的な全体性が必要であると思うようになりました。
    きっと食事も、環境や農業・畜産・水産業、食品加工、料理などと密接に関係しており、全てとつながっているのだと思います。
    ですので、食事について深く考えていくと、必ず問題が大きくなり、結局自分の生き方をどうするのかという問題に行き当たります。
    まずは、自分自身の生き方を見つめ直していこうと思います。
    • Dr.Kwan
    • 2012/06/29 11:10 PM
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