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プロフィール

こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

「食生活と身体の退化」

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    今回は「食生活と身体の退化―先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響」という本を読みました。
    W.A.Price博士という歯医者さんによって書かれた本です。

    Price博士はお子さんを虫歯からの心臓病(感染性心内膜炎でしょうか?)で亡くされていらっしゃるそうで、食事と口腔内の疾患のみならず身体の変化までも調査された先生です。

    Price博士は、世界中の様々な地域で伝統的な食事をしている先住民と、近代的な食生活を取り入れている先住民を比較されました。

    その結果は衝撃的です。

    伝統的な食事を摂っている先住民には虫歯はほとんどなく、歯列弓の異常も見られません。
    しかし、近代的な食事を摂っている先住民には虫歯が多く見られるようになります。

    さらに、近代的な食事を摂っている親から生まれた子供には、高い確率で歯列弓の異常(顎が狭くなって八重歯が出る)を認めたそうです。
    スイスアルプスの山奥でも、イヌイットの人達でも、ポリネシアの人達でも、アフリカの原住民達でも、世界中で同じような結果が出ており、しかも写真もたくさん掲載されていて説得力があります。

    しかも、歯列弓の異常は、長子よりも末子により出やすい傾向があるそうです。母体の栄養状態が悪くなるほど、異常が出やすくなるのではないか?とのことです。
    原住民の中には、出産後次の子供を出産するまでに3年以上の期間をおくところも多いそうです。

    このことは、虫歯の発生には食事が大きく関連していること、そして正しい栄養摂取ができなければ遺伝情報の発現に狂いが出てくることを示すものだと思われます。

    おそらく、食事は歯列弓だけではなく、身体の様々な部位の発現に大きく関係していることでしょう。

    我が家は年子なのですが、上の子の歯並びはほぼ正常なのに、下の子は八重歯があります。
    上の子の出産後、妻の栄養状態を改善させる期間が十分ではなかったために、下の子に歯列弓異常が出現してしまったのだと思います。

    今ごろ反省しても後の祭りなのですが、娘達のこれからの成長が健全なものになるように、これから生まれてくるであろう孫達の健全な発達のためにも、きちんとした食事をしていかなければならないと強く思いました。



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    Down to Earth 食育セミナー
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    全席自由席、講演は日本語のみ、チケット前売のみ(当日券はありません)
    チケット取扱店:ブックマート・シンガポール・セントラル店(MRTクラークキー駅ビル)
    主催:H SEEDS          お問い合わせ&ご予約:hseeds@live.jp
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