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プロフィール

こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

ガンの原因

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    アメリカ人の癌の原因に関する有名な疫学研究が二つあります。

    一つは、1981年にイギリス人の疫学者リチャード・ドルとリチャード・ピートがアメリカ人の癌発生原因の推定寄与割合を出しました。
    その結果は・・・

    食事     35%
    タバコ    30%
    ウイルス   10%
    出産・性行為  7%
    職業      4%
    アルコール   3%
    放射線・紫外線 3%
    大気汚染・公害 2%
    医薬品     1%
    食品添加物   1%
    工業生産物   1%

    これは、アメリカ人について検討しているので、若干日本とは状況が違うとは思いますが、一般的には農薬だとか環境汚染だとか食品添加物などを心配される方が多いと思うのですが、それらはそれぞれ3%以下となっています。(今の日本は放射線に関して特殊な状況なので、あえて触れません)
    そして、35%を占め最も癌に関連しているのが、普段の食事だそうです。

    そして、もう一つ1996年にハーバード大学が発表したアメリカ人の癌死亡原因に関するコホート研究です。
    こちらの結果は・・・

    喫煙           30%
    成人期の食事・肥満    30%
    座業の生活様式       5%
    職業要因          5%
    がんの家族歴        5%
    ウイルス・その他の生物因子 5%
    周産期要因・成長      5%
    生殖要因          3%
    飲酒            3%
    社会的経済状況       3%
    環境汚染          2%
    放射線・紫外線       2%
    医薬品・医療行為      1%
    塩蔵品・食品添加物・汚染物質1%

    こちらは、食事の割合がちょっと少なくなっていますが、喫煙と食事で60%を占めており、その他の項目も非常に似た結果になっています。

    つまり、癌に関しては、農薬とか環境汚染とか食品添加物とかいう前に、私たちが自分でできることをきちんとやる(食事を改善し、タバコを吸わず、適度に運動し、お酒も程々に・・・)ことで、70%くらいの癌は防げるのではないかと、これらのデータは言っているのです。

    私は、きっと他の病気にも食事は大きく関わっているのではないかと思っています。

    普段の食事って大切ですね。
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