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こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

窒素について

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    私たちは生きるためにタンパク質を必要としています。

     

    タンパク質はアミノ酸がたくさんつながったものです。

    そして、アミノ酸の特徴はというと・・・

    アミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)が、くっついていることです。

    このアミノ基には窒素(N)が含まれています。

     

    今回はこの窒素について考えてみましょう。

     

    空気の78%は窒素ですから、空気中にはたくさんの窒素があります。

    また、地殻の中にもたくさんの窒素があります。

     

    しかし、私たちはこの窒素からアミノ酸を合成することはできません。

    そこで、私たちは食べ物からアミノ酸を摂っています。

     

    エネルギーは植物が太陽の光を化学エネルギーに変換してくれたものを使っていましたが、植物も窒素を直接使うことはできません。

     

    では、誰が窒素を使える形にしてくれているのでしょう?

     

    実は細菌の中に窒素固定菌というヤツがいて、空気中の窒素を植物が使える形にしてくれています。

     

    植物の中にはこういう細菌と共生するものもあります。

    マメ科の植物が有名で、根粒菌という菌を根(根粒)に飼っており、栄養分を提供する代わりに窒素化合物をつくってもらっています。

     

    私たちが生きていくためには、太陽や植物だけでなく、細菌も必要だったのです。

     

    人間の腸内細菌の中にも窒素を使えるやつがいて、パプアの人達(だったと思うのですが・・・)はイモしか食べないのに、この菌がタンパク質を作ってくれるおかげで、筋骨隆々になっていた。という話を大学生のときに読んだことがあります。(うろ覚えです。すみません。)

    意外と私たちの腸内細菌の中にもタンパク質を作ってくれるヤツがいるのかもしれません。

     

    自然界ではこうして窒素は利用されてきたのですが、これを工業的に行ったのが化学肥料というわけです。

     

    今では莫大な量の化学肥料が使われており、その影響が懸念されているようです。

    どのような影響があるのかについては、これから勉強していきたいと思います。

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    コメント
    こんにちは。先生と同じ職業ですでに栄養療法を取り入れています。たまたま、近々シンガポールへ行く予定があり、シンガポールと栄養療法で検索していましたら先生のブログがヒットしました。シンガポールでの医療、栄養療法などに興味があります。
    • Amy
    • 2011/05/27 4:01 PM
    はじめましてAmyさん。
    コメントありがとうございます。
    私はシンガポールの栄養療法については詳しくありませんが、知っている情報でお役に立てるようなら何でも聞いて下さい。
    私も具体的にどのように栄養療法を行っていらっしゃるのかとても興味があります。
    何よりも、同じ目標を持っている先生ともっといろいろお話しできれば幸いです。
    宜しければ、メールをいただけないでしょうか?
    • Dr.Kwan
    • 2011/05/27 9:59 PM
    栄養療法は古くて新しく、大変面白い分野です。メールさせていただきたいと思いますがアドレスはどのようにしたらわかりますか。
    • Amy
    • 2011/05/28 1:06 PM
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