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プロフィール

こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

人参とモンスーン

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    先日、羽咋に野口勲さんがいらっしゃった時に、今年種を取る予定の碧南五寸人参についていろいろ伺いました。
    その際に、人参はアフガニスタンのあたりが原産地だという話になって、なんで発芽に水がたくさん必要な人参の原産地が乾燥地帯なんだろう?という疑問が出てきました。
    この時は、昔は水があったのかもねという話で落ち着きました。

    今週、アーユルヴェーダからインド哲学に興味が出てきて、古代インドの思想: 自然・文明・宗教 (ちくま新書)という本を読んでいたら答えが出てました。

    今から8000年〜5000年前、地球はヒプシサーマル期と呼ばれる高温期だったそうです。この頃には赤道西風が北上して、インダス川流域も森林で覆われていたそうです。その後、徐々に乾燥化が進み、砂漠気候とモンスーンの影響を受けた気候の境目が徐々に東に移動していったようです。
    つまり、西から徐々に砂漠が広がっていったということです。

    この気候の変動が、インダス文明の崩壊やアーリア人の東進にも影響を及ぼしているんじゃないかという話です。

    だとすれば、昔人参が育った頃のアフガニスタンの気候は、今のインドあたりの気候に似ているのかもしれません。
    7〜9月にはモンスーンによる雨季で大量の雨が降り注ぎます。
    10月になると乾季に入り、ほとんど雨の降らない乾燥した気候になります。

    確かに、人参は発芽の際にたくさんの水を必要とします。
    そして、厳しい乾燥の時期を乗り越えるために、根に栄養をためるようになったと考えるとどうでしょう?
    セリ科で根を食べるものって他にないですものね。
     
    勝手に自分なりの仮説を色々考えてみましたが、いろいろ想像が膨らんで楽しいですね。

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