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こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

水の抗酸化力

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    水の話の続きです。

    ミネラルに続いて考えてみたいのは水の抗酸化力についてです。

     

    私たちが呼吸にてエネルギーをつくる際だけでなく、ストレスがたまったり、放射線にさらされても発生する活性酸素。

    この活性酸素を除去する力が抗酸化力です。

     

    もし、抗酸化力を持った水があって、それを飲み続けていれば、老化を遅らせ、ガンや動脈硬化を予防し、放射能対策にもなると思われます。

     

    ORPモニターというもので水の酸化還元電位を測定することもできる様です。

    数値が大きい程酸化力が強く、小さい程還元力(抗酸化力)が強くなります。

     

    水道水は+300+800mv程度、湧水や地下水の中にはマイナスの酸化還元電位を持つものもあります。

     

    ただし、時間とともに還元力は失われていくと思われます。

     

    そこで、有効な可能性があるのが電解還元水です。

    電解還元水はイオン交換膜で区切った容器の中で、水を電気分解することでできます。この陰極側に還元力の高い水ができるらしいです。

    これを、飲む時につくれば有効かもしれません。

     

    でも、科学的に活性酸素除去効果を実証した文献はあまり無いようですので、きちんとした判断をするためには、もう少し調べてみる必要がありそうです。

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    水の硬度

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      水の話の続きです。今回は硬度について考えてみたいと思います。

      硬水とか軟水とか聞いたことあると思いますが、硬度は水に微量に含まれるカルシウム塩やマグネシウム塩の濃度をあらわしたものです。

      大雑把に言うと、硬水はミネラルが多く含まれており、軟水はミネラルが少ない水です。

       

      硬度の指標にはいくつかの種類があるようですが、日本ではアメリカ式の硬度が良く使われますので、ここではアメリカ式の硬度(≒ カルシウム濃度 (mg/L)×2.5 + マグネシウム濃度 (mg/L)×4.1)を使っていきたいと思います。

       

      水は雨として地上に降った後、地層の中でろ過され、地層の中のミネラル分を吸収していきます。

      日本では起伏が激しくミネラル分をあまり吸収する間もなく流れてしまうので軟水が多いといわれています。

       

      では、どのような硬度の水を飲めばよいのでしょうか?

      世界の長寿の地域の水はどんな水でしょう?

      世界の飲料水を調査された藤田紘一郎氏はフンザやビルカバンバなどの長寿村では「硬度の高い弱アルカリ性の水」であったと仰っています。

       

      ビルカバンバの水については、Mineral Waters of the world (http://mineralwaters.org/)というサイトに「Vilcagua」というビルカバンバのミネラルウォーターの成分が出ています。

      pH 7.4Ca++ 40.8mg/lMg++ 9.3mg/lですので硬度は140くらいの中硬水です。

       

      フンザの水について調べてみると・・・Hunza waterなる項目はあるのですが残念ながらデータなしです。検索すると水素水とかの怪しいサイトがたくさんありますが、pHや硬度に関する記載のあるページは英語で検索しても見つかりませんでした。

      (知っていらっしゃる方、情報をください!!)

       

      では、軟水を使っている日本人が長寿なのはどういう訳でしょうか?

      きっと、日本人は海藻を食べる習慣があったので、そこからミネラルを摂っていたのではないかと思います。

       

      しかし、十分なミネラルが摂れない食事に変わりつつある今、水をミネラル補給源のひとつとして考えてみてもいいのではないかと思います。

       

      うちでは、シンガポールの明治屋に置いてあるミネラルウォーターの中からいろいろ選んで楽しんでます。

       

      お料理用に軟水の「volvic」。

      子供達は、あんまり硬度が高いのはお好きではないので、イタリア・ヴェネチアの「San Benedetto」(硬度235mg/l)がお気に入り。

      嫁さんはイタリアの発泡性ミネラルウォーター「S. Pellegrino」(硬度674mg/l)がお気に入りです。

      僕は、仕事場にドイツの発泡性ミネラルウォーター「Gerolsteiner」(硬度1310mg/l)を常備してちびちび飲んでいます。

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      水について

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        私たちの体の半分以上は水です。

        健康について考える上で水は避けて通れないとは思うのですが、水について色々調べてみると、怪しい情報もたくさんあって何が正しいのかよくわからなくなります。

         

        クラスター(水分子のかたまりのことらしい)が小さい方がいいとか、

        水には波動を記憶する力があるとか・・・

        パワーストーンを入れるといいとか・・・

        本当に正しいのかどうかよくわかりません。

        どっちかというと、怪しい。

         

        でも、水について考えるべきことはいろいろありそうです。

         

        まずは水の働きについてです。

        私たちの体の中で起こっている代謝はほとんどが水溶液の中で行われるので、水が足りなくなると私たちは生きていくことができません。

        そして、栄養や老廃物など様々なものを運ぶのにも水が必要です。

        さらに、体温調節のためにも水が必要となります。

         

        それでは、私たちはどれくらい水を飲むべきなのでしょうか?

         

        まず、私たちの体から出て行く水について考えてみましょう。

        呼吸に伴い呼気から出て行く水と皮膚から出て行く水が(不感蒸泄)0.40.5ml/hr/kg(メルクマニュアルより)なので体重60kgだとすると、576ml720mlになります。

        次に排便とともに100ml200ml

        ただし、汗をかきまくったり、下痢をすれば当然その分水が必要になります。

        最後に尿として出て行く水があります。

        普通は一日400ml以下になると乏尿、尿崩症の診断基準では1日尿量3000ml以上となっているので、正常な尿量を4003000mlとすると・・・

        出て行く水は、1076ml3920ml、大体1〜4ℓです。

         

        次に体の中に入る、または体でつくる水は、

        まず、代謝水といって糖や脂肪などを燃やした時に出る水がおよそ300mlあります。

        残りは、食べ物や飲み物で摂らなければなりません。

         

        という訳で、食べ物に入っている分も含めて700ml3.5ℓの水を摂るべきということになります。

         

        ただし、暑かったり、運動したりで汗をたくさんかく場合にはその分水を飲まなきゃいけないし、お酒を飲むと後で脱水になるのでその分飲まなきゃいけません。

        水不足の状態になると、代謝ができなくなり、様々な物質の運搬も滞るわけですから、体にとって良くないと思われます。

        僕は心臓も腎臓も悪くないし、少し多めに2ℓちょっとの水を飲んでいます。

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        OPC

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          OPCはフランスのジャック・マスケリエ教授が見つけた物質です。

          日本ではあまり知られてはいない様ですが、ビタミンCの働きを助け、結合組織を安定化させる作用、コレステロールを低下させる作用、かなり強い抗酸化作用、抗炎症作用、虫歯予防にも有効などさまざまな作用を持つ物質です。

          ピクノジェノールとかレスベラトロールとも呼ばれます。

           

          フランス人が飽和脂肪酸をたくさん摂っているのに虚血性心疾患が少ないという「フレンチパラドックス」の原因となっている物質ではないかと言われています。

           

          OPCは、カテキンのオリゴマー(カテキンが2〜3個重合したもの)です、もっとたくさん重合したものはタンニンと呼ばれます。

          ぶどうの皮や、松の木の皮、種の表皮などに多く含まれていて、渋い味がします。

           

          最近OPCのサプリメントも出てきているようですね。

           

          以前ご紹介した家森先生の「究極の長寿食」でも、長寿の人たちは果物を皮や種まで全部食べると書いてありましたが、この物質をきちんと摂っていたので虚血性心疾患や脳血管疾患の発症が減っていた可能性があるのではないかと思います。

           

          是非食事に取り入れていきたい物質です。

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