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プロフィール

こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

自然栽培@羽咋

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    帰国して早速、地元の能登で自然栽培に取り組んでいる方々にお会いすることができました。

    羽咋駅まで迎えに来ていただいたNさん、そして「ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?」という本も出されてる、高野誠鮮さんと色々お話させていただきました。

    高野さんの本はとても面白いので、是非一度読んでみて下さい。オススメです。

    ローマ法王への献上米を作っている神子原の直売所「神子の里」で絶品のおそばやおにぎりをいただきながら、お話しさせていただいたのですが、なんとなく自然栽培の哲学と、私の目指すところに共通点があるのではないかと勝手に思っています。
    そして、自然栽培の立場から医学を見直すことによって、新しい医学をつくれるのではないかという気がちょっとしました。

    道は険しいですが、少しずつ進んでいきたいと思います。

    そして、おみやげに自然栽培のキュウリやズッキーニをいただいたのですが、これがウマい。
    長女は、キュウリ嫌いでこれまで一口も食べなかったのに、昨日は美味しいと言って食べてました。

    すごいですね。自然栽培。

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    F1種

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      昔と比べて野菜の味が変わったと思うことはないですか?

      その原因として、肥料や農薬や農業の方法ももちろんあるのですが、種も昔とは変わってきているのです。

      最近の種はF1種というのが多くなっているそうです。
      F1種というのは、ちょっと性質の違うもの同士を掛け合わせた雑種の一代目らしいです。
      なぜ、わざわざそんなことするのでしょう?

      雑種強勢というのがあって、雑種の一代目は生命力の強い固体が生まれるのだそうです。
      そして、メンデルの法則から優性の性質ばかりが出てくるので、均一に成長し、揃いも良いのだそうです。
      そんなわけで、実が大きく割れにくいとか、見栄えが良いとか、特定の性質を持ったものを掛け合わせてF1種が作られるようになったようです。
      ですのでF1種のタネからは、生命力が強く、形が揃っていて、育てやすいものが育つという訳です。

      では、F1種のデメリットはなんでしょう?

      まず、自家採種ができません。
      F1種から自分をタネを取って、育てたものは、様々な性質に対して1/4の確率で遺伝的に劣勢の性質が出てくるため、形や性質がバラバラになります。
      一度F1種の便利さに慣れてしまうと、毎年F1種のタネを買わなければならなくなってしまいます。

      そして、成長が早くなるように改良されていることが多いため、味がイマイチなことが多いとか・・・
      美味しいF1種も理論的にはできそうな気がするのですが、きっと育てにくいとタネが売れないんでしょうね。

      反対に、その土地の中で、何代にもわたって選別・淘汰され、受け継がれたものを固定種というそうです。
      固定種は、自分でタネを採ることができますし、美味しいものも多いそうです。

      今、タネはF1種が主流になっていて、固定種のタネが少なくなっているそうです。

      私達の、気付かないところから食がどんどん変わって来ているのですね。
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      農薬

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          肥料に続いて農薬についてです。

         

        農薬にもいろんな種類があるようです。農林水産省のHPには農薬コーナーがあります。http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_tisiki/tisiki.html#kiso1_1

        ここには、殺虫剤・殺菌剤・殺虫殺菌剤・除草剤・殺鼠剤・植物成長調整剤・誘引剤・展着剤・天敵・微生物剤があげられています。

        殺鼠剤まではなんとなく農薬としてイメージありますが、植物成長調整剤からは農薬って言うイメージではありませんよね。

         

        植物成長調整剤は根の伸長促進・発根促進、伸長抑制による倒伏軽減、発芽率の向上、着果増進・果実の肥大促進、無種子化などを目的として使われます。

        植物ホルモンやその拮抗物質が多いそうです。

         

        誘引剤は主として害虫をにおいなどで誘き寄せる薬剤と出ています。

        ゴキブリホイホイ的なイメージなのでしょうか?おびき寄せて他の農薬でやっつけるパターンです。

        検索すると「ハチクール」なるそのままなネーミングのものもあります。これは、害虫の天敵となるハチをおびき寄せ害虫を退治してもらおうというものらしいです。どちらかというと後で出てくる天敵に入るかもしれませんが。

        ちなみに「ハチゲンキ」なる商品もあるそうです。

         

        展着剤:ほかの農薬と混合して用い、その農薬の付着性を高める薬剤。

         

        天敵:農作物を加害する害虫の天敵。

        これは農薬なのでしょうか?

         

        微生物剤:微生物を用いて農作物を加害する害虫病気等を防除する剤。

        これは、人間で言うとビオフェルミンみたいなものかなぁと思っていました。

        しかし、害虫に対する病原菌だったり、抗菌物質を産生するものなどらしいので害虫にとっては生物兵器みたいなもんでしょうか。

         

        いろんな種類があるもんだと感心します。

         

        土壌消毒と言って土壌に有毒なガスを発生するお薬を入れて根こそぎやっつけるっていうのもあるらしいです。

         

        農薬の使用量も調べてみましたが使用量はあまり統計取られてないようなので、出荷量を見てみると、一年に日本で26万トンくらいの農薬が使用されているようです。

         

        日本と韓国が単位面積あたりの農薬の使用量で世界の2トップになっています。

        中国の農産物が危ないとか言うけど、日本の農産物も相当危険なんじゃないかと思います。

         

        農薬の問題は直接の人体への影響よりも、私たちを支えてくれる生態系を乱すことにあるのではないかと思います。必要がないのなら使うべきではないと思います。

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        肥料の害

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          今は、食糧生産の問題ということで、農業について勉強中です。

           

          今まで何も知らずに「農薬が悪者なので、オーガニックのものを食べていれば安心」と思っていたのですが、有機肥料だとしても過剰に与えると問題だということがわかってきました。

           

          まず、肥料を与えすぎると、植物があまり根を張らなくなります。

          すると、ミネラルの吸収が十分できなくなり、病害虫に弱くなったり、台風が来るとすぐに倒伏してしまいます。

           

          また、外から余計な窒素(肥料)を大量に投入することで土の中の生態系が変化します。

          その影響で、土の中の微生物は減少し、土の状態も悪くなります。

           

          肥料過剰になると、作物の中に硝酸態窒素が高濃度で残ります。

          この硝酸態窒素が腸内細菌の作用で亜硝酸態に変換され、肉や魚に含まれる2級アミンと結合すると、ニトロソアミンという発ガン性のある物質ができるそうです。

           

          また、亜硝酸はヘモグロビンの鉄を酸化し、酸素を運べない状態にしてしまいます。(メトヘモグロビン血症)

          乳児のブルーベイビー症候群は亜硝酸によるメトヘモグロビン血症なんだそうです。

           

          また、肥料の元になっている家畜の糞がすでに汚れてしまっていれば、有機でも化学薬品まみれになっている可能性もあります。

           

          さらに、硫酸アンモニウム(化学肥料)を大量に投入すれば、硫酸が残り土壌が酸性化していきます。

          pHを調整するために石灰などを投入すると、石灰がセメントのように固まって硬盤層ができます。すると、植物は深く根を張ることが難しくなってしまいます。

           

          という訳で、ざっと肥料過剰による害についてまとめてみました。

          農薬だけでなく、肥料も(たとえ有機肥料だとしても)過剰は良くないみたいですね。

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          自然栽培

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            自然栽培で有名な木村秋則さんの「奇跡のりんご」という本を読みました。

            不可能と言われた無農薬・無肥料でのリンゴ栽培に挑戦し、成功するまでのお話です。

            僕はバスの中で読みながら泣きそうになりました。

             

            木村さんの世間の常識にとらわれず、何でも自分で実験し確かめていく姿勢は素晴らしいと思います。

             

            さて、栄養の面から見て自然栽培の素晴らしいところは、豊かな生態系を保ちながら栽培するところだと思います。

            リンゴだけでなく、私たち人間も生態系の一部に過ぎません。

            きっと、私たちの健康を支えてくれている生物たちがたくさんいるに違いないのです。

             

            窒素の固定(窒素を植物が使える硝酸態にすること)をしてくれる細菌たちがいるように、土壌中のミネラルなどを私たちが使いやすい形にしてくれる微生物がいるのではないか?と、思っています。

            植物生理学や土壌学の本はこれから読むのですが・・・

             

            そういう意味で、生態系を破壊する農薬や、生態系のバランスを大きく変化させる過剰な肥料を使用せずに栽培する自然栽培にとても魅力を感じています。

            きっと自然栽培で育てた作物には、今の栄養学ではきちんと評価できないメリットがあると思います。

             

            これから世界中に自然栽培が広がることを願っています。

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            世界重要農業遺産システム

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                2011611日「世界重要農業遺産システム(GIAHS)」に能登半島が認定されたそうです。

               

              実は能登半島出身でありながら今まで知りませんでした。

               

              日本からシンガポールに戻る飛行機の中で、石川県羽咋市にある「神子原」という限界集落(過疎の集落)を見事に再生させているスーパー公務員高野誠鮮さんの番組を見て、高野さんの自由な発想と行動力、情熱に感銘を受け、シンガポールで高野さんのブログを見つけてGIAHSについて初めて知りました。

               

              僕は、栄養の勉強をしていますが、食事を変えることで多くの生活習慣病は治せるのではないかと本気で思っていますし、将来的にはそういう医療をやっていきたいと思っています。

              そのためには、栄養たっぷりの植物が必要不可欠です。

               

              という訳で、農薬も肥料も使わない自然栽培に興味を持ちました。実は自然栽培で有名な木村秋則さんの本も購入してあって、これから読む予定だったのです。

               

              それが、木村さん羽咋で自然栽培塾とか開いてらっしゃるではないですか!!

              しかも、今まで農薬や肥料を売ってきたJAが主催しています。

               

              これから能登に自然栽培の輪が広まっていくといいなぁと思います。

               

              そして、僕はその作物を使って少しでも多くの人を健康にする活動ができたらいいなぁと考えています。



              P.S.

              断食の復食も順調です。

              体重は少し戻って76.9kgになりました。

              朝は水のみ。

              お昼は普通に食べています。でも胃が小さくなっているのかすぐに満腹になります。

              夜は野菜や果物のみにしています。

              尿中のケトン体も陰性になり、代謝パターンも正常に戻った様です。

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              有機農業と医療

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                  今回もオーガニックショーポラン広場東京2011のトークセッションからです。

                 

                もうひとつ印象に残ったのが、「緑と太陽の会」会長の原さんがおっしゃっていた言葉です。

                「私たちが指導を仰いでいた人も、最初は農薬を使っていた。でも、虫が出るたびにより強い農薬を使って土が弱ってきた。森に生えている木は肥料も農薬も何もなしに立派に生えている。

                私たちのやり方は間違っていると気づいた。」

                と、仰ってました。

                (ちょっと時間がたっているのでうろ覚えです。若干ずれているかもしれませんが、大筋はこんな感じだと・・・。)

                 

                これは、今の医療にもいえることだと思います。

                血圧が上がればお薬で下げる。さらにあがれば、多剤併用療法。

                コレステロールがあがればお薬で下げる。さらにあがれば強いお薬に変更。

                 

                そして、有機農家の方々は「土を育てることが大事」だとも仰ってました。

                これは、体で言えば病気にならない強く健康な体をつくることと似ています。

                 

                私たちは食べ物からエネルギーを得たり、体の材料を得たりしています。

                肉食動物は草食動物を食べ、草食動物は植物を食べています。

                元を辿れば植物が土から吸い上げた養分と太陽のエネルギーを使ってつくった様々な物質を使わせてもらうことで、私たちは健康に生きていくことができるのです。

                 

                当然健康な体をつくるためには、豊かな土壌で育った農作物から生まれた食事を摂ることが必須になります。やせた土壌から採れた作物からでは健康を保つことは難しくなるでしょう。

                 

                そういう意味で、健康を保つことと有機農業には深いつながりがあると思います。

                 

                医療の世界ももう一度からだの材料である食べ物・栄養のことについて深く考えてみる必要があると思います。

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                有機農家の誇り

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                  226日はオーソモレキュラー学会出席のため東京に行ったのですが、昼間時間があったので、まずオーガニックショーポラン広場東京2011に行ってきました。

                   

                  会場に入ると、オーガニック野菜や製品が所狭しと並んでいます。

                  ステージではトークセッションが行われており、有機米生産者の方のお話を聞くことができました。

                   

                  まず印象に残ったのは、経済的には難しくても皆さん有機農業に誇りを持って仕事をされているということ。

                   

                  私は、農家も医師も人を支える仕事であり、農家の皆さんには「食の安全を守る=命を支える」という誇りが、医師には「患者さんを健康にする」という誇りが必要だと思います。

                  そして、その誇りを保つためには、経済の問題を優先してはいけないことが多くあると思うのです。

                   

                  日本がTPP参加に前向きとの報道がされていますが、もしTPPに参加すれば農業も大きなグローバリゼーションの波にさらされることになります。

                  日本で誇りを持って有機農業を営んでいる農家の皆さんが、加盟国の安い製品との競合を余儀なくされ、さらに厳しい状況になっていくでしょう。

                  こういう製品の多くが経済の法則が優先され農薬や化学肥料たっぷりの大量生産の製品です。

                  このような、製品を食べていては日本人は健康を保つことができません。ますます生活習慣病が増大していくことになるでしょう。

                   

                  TPPに参加するにしてもしないにしても、大事なのが消費者の意識だと思います。

                  多くの人が有機栽培でつくった農産物を食べたいと思うようになれば、その分有機農業が発展できます。

                   

                  健康を維持するためには食べ物がいかに大切かを伝えることで消費者の意識を少しでも高められたら、少しでも有機農業の発展に貢献できるのではないかと思いました。

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                  オーガニックショーポラン広場東京2011

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                    今度2月26日にオーソモレキュラー学会セミナーのため日本に帰国します。

                    滞在時間26時間くらいなので、ザッケローニ監督並みの強行軍です。

                    朝着いてしまうのですが、セミナーは18時開場なので、それまで何かすることはないか?と、探していたところ

                    「オーガニックショーポラン広場東京2011」

                    なるイベントを見つけました。

                    有機・オーガニックの生産者・製造者と消費者が出会うことができる交流イベントとのこと。

                     

                     栄養を勉強しだしてから、食べ物がいかに大事かという事に改めて気付きました。そしてそれを支えるのは有機農家の方々になるであろうと思うのです。

                     僕自身はまだ有機農業のことはあまり知りませんが、このようなイベントで有機農業について少しでも理解が深まればいいなぁということで、参加決定です。

                     

                    http://www.polano.org/10_event/110226_os.html

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